●アクセス

 北海道までの手段は大きく2つに分類される。1つは定番である ”フェリー”を利用する方法だ。フェリーを利用する事の最大の利点は”楽である”の一言に尽きるだろう。近場の港から一気に北海道まで運んでくれるのだから後は広大な北海道の大地を堪能するだけである。帰りも北海道の疲れをフェリーでゆっくり癒してから帰って来れるわけだ。反面不便なのは長距離フェリーの場合は数カ月前から予約が必要である事だ。先の予定が分からない場合は予約が出来ない事になってしまう。しかも予約をしてしまえば当然ながら出発日と帰りの日時が決められてしまう。出発や帰りを変更するのは難しい。

 二等客室。自走組のライダー達はとりあえず爆睡。
 これに対して ”本州自走”はかなりの融通がきくのがメリットである。そして達成感。しかし出発地点にもよるがかなりの体力を要する事は言うまでもない。加えて高速料金やガソリン代を考えると結構割高になってしまうという悲しい現実も待っている。

 そんな思いで青森まで辿り着いても北海道に上陸するには津軽海峡を渡らなくてはいけない。結局はフェリーには乗らざるをえないのだ。最も短いのは青森の先端の大間-函館間であるが、これは便が少ないので青森-函館間で乗るのが自走組の定番だ。そしてこのフェリーを利用する殆どの自走ライダーは予約をしていない。到着と同時に書類を記入してキャンセル待ちの窓口に並ぶ。これで大抵の場合は早く乗れるようだが、運が悪いと丸1日待たされる事もあるのでそれが嫌なら予約しよう。この予約は数日前でOKだが、自宅から青森まで距離があればあるほど所要時間の予測はしにくい。途中でバテる事もあろう。だからみんな予約しないのだと思う。あとは昼間よりも夜中の便の方が乗れる確立が高いようだ。

 ちなみに青森-函館間は約4時間。費用はバイクと大人1人で往復約8千円である。

 下船前。乗船する時は乗船券を切って貰ってからバイクで乗り込んで人間はそのまま客室へ向かう。


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