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十勝の牧場を後にして日高に向かった
。日高に到着した時点で午後６時頃だったので予定通りこの辺で泊まる事にした。道内での宿泊は事実上今日が最後なのでキャンプにするかライダーハウスにするか迷った。本当はキャンプの方が気楽で好きなのだが、このレポートを書くにあたりライダーハウスについて触れないのはマズイだろうと言う事でライダーハウスに泊まる事にした。
別に予約とかは全然してなくて、とりあえず現地に着いて中を覗いて「泊れますか？」と聞くと「あ、いいよいいよ。荷物はとりあえず奥の部屋に置いといて。そこの部屋、寝る人は決まってるから寝る時になったら荷物どかして貰ってこっちの部屋で雑魚寝になるけど。」と言われた。
何はともあれ宿は決まった。初対面の人と一つの空間放り込まれる（自分で入って行ったのだが）のは相変わらず苦手だ。が、それもつかの間で、会話が始まればなんて事はなくいろいろ情報交換したり、バイク話、地元話で盛り上がる。食事は。。。何て名前だったかな？一言で言えば焼肉の一種でおかわりは自由。宿泊費と込みで２千円だ。食べ放題だから沢山食べる人なら安いモンだろう。ビールも店頭価格と殆ど同じで提供してくれる（高い安いではなくキリのいい数字で販売）。が、食事も進み酒も入って盛り上がって来た所で事件は発生した。
宿泊客の１グループが宿泊を止めて出ようとしたのだ。理由は”あまりに宿泊客が増えたので自分達の寝るスペースが心配”との事だったのだが、ここでこの夏限定のラーダーハウスのボスがキレた。そう、先に来ていたこの人達の為に奥の部屋を確保していたからだ。が客側はあまりに沢山の荷物が部屋に入っていたのでこれでは寝れないと思ったのだろう。しかしボスは後から来たライダーにはあらかじめ奥の部屋は寝る人決まってるから荷物に関してもそのむね伝えていた。ちょっとしたコミュニケーション不足からイヤなムードが立ち篭めた。結局表面上は丸くおさまったが後味は悪かった。こういう事もあるのがライダーハウスである。
これもホント相性の問題で、３連泊、４連泊、あるいは最初のうちに泊まって一周してからまた泊まりに来る人もいたし、この日みたいにこじれてしまう人もいる。難しい所である。ま、たぶん普通の人ならは気軽に入って気軽に楽しめるのだが。。。