Project-1 Pro-Arm まとめとその後の経過2

2001.5.03 (Thu)
 バイクで後輪塗装用のウレタン塗料を買いに行った。その前に一度会社にも乗って行ったので、チェーン交換してから合計約30kmくらい市街地を走行したわけだが、チェーンの張り具合は極めて良好。調整した状態からの変化は恐らくないと思われる。まだ距離が短いので安心は出来ないが、少なくとも以前より状況は良くなっている。やはりチェーンの張りの片寄りと、ベアリングカップホルダの部分的な潰れ、こじれが原因だったのではないだろうか。

 しかし、不具合もまた同時に見つかった。これはプロアーム化とは直接関係ないのだが、どうも使用したチェーンの継ぎ手リンクがマズイ。購入の際にはちゃんと販売店の人が中身を見て「カシメ用ですよ」と言われたのだが、、、どうも怪しい。継ぎ手リンクのカシまるピンが、過締め作業をした時にいとも簡単に割れが発生してしまっていた。しかし見るからにピンはまだ広がっておらず、プレートが外れるのでは?と不安である。それでリンクも買いに行ったのだが、過締め用の継ぎ手リンクはどれもピンのまん中が窪んでいる。そう、過締め工具の説明書のイラストでも窪んでいるし、この窪みがないと過締め工具が上手くピンのセンターを拾う事が出来ず、ピンのセンターからズレた所を潰してしまい、結果割れが発生し易く、ピンもあまり広がらないので不安になる。真相は今注文してある”過締めタイプの”継ぎ手リンクが到着すれば分かる事だが、今付いている継ぎ手リンクはクリップ専用ではないだろうか、、、


2001.5.11 (Fri)
 更に35km走行。信号待ちでバイクにまたがったままチェーンの張りを確認したらチェーンが張っている、、、”やっぱりダメか”と思ったのだが、第一目的地に到着してバイクを降りて確認したら別に程よい張り具合だった。その後もまたがっている時は張り気味で降りると普通。やはり”車高が下がるとチェーンが張る”というのは確信に近付きつつある。とりあえずチェーンをもう少し緩める必要はあるが、張り自体は以前とあまり変わっていないと見る事が出来る。
2001.5.19 (Sat)
 注文してあったカシメ用リンクを引き取って来た。やはり思った通りだ。過締めタイプのリンクはピン先が筒状になっている。
2001.5.20(Sun)
 とりあえず既にカシメてしまったクリップ用継ぎ手リンクをチェーンのコマ抜きをするのと同じ要領で外す。当然このリンクに付いているピンを2本とも外さないととれないのでやや面倒だが、作業自体はそう時間の掛かるものではない。

 カシメ作業をしてみるとやっぱりこれが正しいと確信。まずプレートの圧入の時点でクリップだとそのままプレートがピンにハマるが、カシメタイプではカシメ工具を使わなければプレートすらハマらない。

 ピンをカシメてみても格段にきれいにカシメる事が出来る。


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