Vol.21"試練" |
| 早朝７時前、青森に上陸。最後の難関 ”本州自走”に挑む。Bike調最高、天候最高。体調最悪(T_T)。ホントに最悪。スーパー最悪。フェリーで３時間程眠ったが見事なくらい体力は回復していない。「おいおいホントに自走するの(-_-;)？」って感じである。しかも翌日は会社である。早く自宅に辿りつかないとさらに睡眠がとれないまま出勤しなくてはならない。気分はいたって後ろ向きだったが、さっさと帰らなくてはならない事に変わりはない。行きと同様に一気に走り抜けようと思って気合いを入れて出発。 |
| フェリーターミナルの出口で二人組のヒッチハイク少年が「�ﾓ名古屋」の紙を持って立っていた。何気にウレシイ。ちょうどその角をバイクで通過する時に速度を落として「オレも名古屋までだよ」と言ってほんの二言ほどの言葉を交わし、励ましあって青森を後にした。 |
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帰りのルートは行きと異なる。新潟までを日本海岸沿いに下道を走る事にしたのだ。高速だと距離的にはかなり遠回りになるので下道でも大差はないだろうと。。。前回下道自走で帰った時も真夜中に走って６時間くらいだったという間違った記憶も後押ししていた。結果は悲惨である。 午前１０時３０分、青森を出てから２度目の休憩で早々とダウン。眠くて仕方が無かったので草むらにロールマットを敷いて１時間ほど仮眠。先が思いやられたが、再出発してからも途中に何台か自分と同じ本州自走組のライダーと会う。それだけで随分と頑張れた。しかし流石は本州。すれ違いのピースの返却率の著しい低下は少し悲しい。。。。 |
| そんなこんなでヘロヘロの体でバイクにしがみつき新潟に到着して高速に乗ったのは午後６時をまわっていた。 |